つれづれ日記
ピアノを教えているMIYAの日記。音楽のこと、それ以外のことをつづっていきます。

プロフィール

Author: MIYA
住んでいるところ=東北地方のどこか(読んでいるとじきにわかる)
仕事=ピアノの指導
好きなもの(こと)=音楽(クラシック・ジャズ・ロック)、全国のご当地キティちゃんの収集、ドライブ、食べ歩き、華道、トールペイント 
ペット=犬1匹&猫1匹



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ヤブウォンスキ

22日は、ピティナのコンペを見に盛岡に行った。このコンペ(コンクール)には、今後生徒を出していこうか迷っている。盛岡で地区予選が行われるようになったのは昨年のこと。

今回は同級生の娘が出るということで、ただ見に行くのと違い、応援モードだった。
私の年齢になると、同級生の子どもたちも育ってきている。その子どもたちから見たら、私はどう映るんだろう?やっぱ、オバサンか!?変わらないと思っているのは自分だけなんだよなあ。

ソロについては、まあ普通のコンクールだよなと感じたが(それが当然だろうとは思うが)、連弾は面白いと思った。いろんな意味でも。
私は大学の頃、ピアノデュオを卒研にしようかと考えた時期もあったので、連弾や2台ピアノもそれなりに経験がある。2人で作る音楽という点はもちろん、「何着る〜?色は?」とか衣装のこともあれこれ考えたりしていたなあ〜。「ドビュッシーの「白と黒」を弾くなら、どっちが白でどっちが黒を着るか?」とか。今となっては、「はあ?」とも思うが、当時は本気で考えていた

教えるようになって、最初のうちは発表会でも、連弾を取り入れていたが最近はやっていない。いいよな〜連弾♪自分自身もまたやってみたかったりしている。

連弾を全部聴いたところで、私は花巻市に移動。
ヤブウォンスキのリサイタルがあるからだ。
前述の同級生に情報をもらって、チケットも手配してもらった。ありがとう!
同級生の一家は、娘さんの結果発表が済んでからリサイタルに来るため、私が一足先に着いて、席をキープしておくはずだった・・・・・のだが、ホールに隣接している公園が綺麗だったので、「会場前だし、大丈夫でしょ」と思って、公園を見てから、のこのこと入っていったら、そこには長蛇の列が!!

「やばい!久慈の気がしていた!」と、最後尾を探して列に加わった。
調子よく「いい席をキープしとくね!」なんて言っておきながら、どうしよう〜と青ざめる。ちびまる子のように、顔に線が出てそうだ。

会場時間になり、列がどんどん進んでいく。チケットをもぎってもらい、いざ!!
思ったより、みんなバラバラの場所に座っていた。習っている子どもたちは、さぞ指が見える席を取りたいだろうと思ったら、そうでもない。ま、向かって右側にはお客さんは少なかったが。
そうこうしているうちに、同級生の一家も到着。一緒に聴いた。

ヤブウォンスキのこの日のリサイタルは、オール・ショパン・プログラム。
演奏は、正統派のショパンといった印象だった。最後の「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」は特に素晴らしかった。あの一曲だけでも聴きに来て良かった〜と思えるほどだった。演奏会後には、サイン会。しっかり、CDにサインしてもらう握手もしてもらったのだが、ギュッと握ってくれて、びっくりしたけど嬉しかった。たくさんの人が並んでいたのだが、一人一人と笑顔で握手してくれていた。人柄も素晴らしい方のようだ。

アンコールでは、ピアソラを1曲弾いてくれた。自身で編曲したものらしい。それも、とてもロマンチックで素敵だった。











佐藤彦大ピアノリサイタル

20日はまた盛岡に。
日本音楽コンクールのピアノ部門で第1位となった佐藤彦大のリサイタルへ。佐藤さんは何と盛岡市の出身。故郷での凱旋リサイタルとでもいうような演奏会だった。しかも、まだ東京音大のピアノ演奏家コースの3年生だというから驚きだ。東京音大は、最近すごい優秀なピアニストを輩出しているなあ。

曲目は、
バッハ/平均率第1巻より第8番
モーツァルト/ピアノソナタK.V.330
西村朗/薔薇の変容(2005)
西村朗/アリラン幻想曲(2002)
ブラームス/ピアノソナタ第3番

最初のバッハから、とても整った、美しい演奏だった。一つ一つの音に気を配り、よく考えられた演奏。真摯な姿勢が感じられる。モーツァルトは、大変に色彩感に溢れていたと思う。
西村朗氏の作品は、私個人的には、現代音楽の中では好きなほうだ。「薔薇の変容」については、もっと佐藤さんが年齢がいってからもういちど聴いてみたいと思った。「アリラン幻想曲」は倍音の響きを使った曲で非常におもしろい。珍しく日本の現代音楽の中で飽きないで聴けた。
ブラームスは、5楽章まである長い曲で、傑作なのだが、私はこのテの曲は疲れてしまう。だが、全体を通じて、よくまとめられた演奏だったとは思う。どうも、ロマン派の長大なソナタは・・・・・。

聴いている間は忘れているのだが、最後にみせた佐藤さんの茶目っ気というか、「あ〜、20歳の若者なんだなあ!」と思わせる素振りに空気が和んだ。
これからさらに成長して、さらに素晴らしいピアニストになっていってほしいと思った。



昨日の演奏会

昨日は、いくつか用があって盛岡へ。
ピアニストの東誠三のリサイタルもあったので、そのついでに県立図書館で少し調べ物をしたり・・・・・。最近、歴史に興味を持っている私。ちょっと気になることがあったのです。でも、結局はわからず・・・。郷土の歴史だから詳しいことがわからないようです。こんなイナカのことなんて、資料があまりないわけで。でも、意外な本に出会って、「へえ〜」と驚いたり。本っていいですね。

さて、東誠三のリサイタルのほうは・・・
バッハ:「主よ、人の望みの喜びよ」
ベートーヴェン:ピアノソナタ第30番
ドビュッシー:「映像」より3曲ほど
などなど

さすがにフランスに留学した方だけあって、ドビュッシーの「金色の魚」や、アンコールのラヴェルの「水の戯れ」は素晴らしかった。シューマンの「謝肉祭」も後半になるにしたがって素晴らしくなっていった。ベートーヴェンもいいんだけど、「そう弾くのか〜」という部分があったなあ。それは間違っているとか、正しい・正しくないとか、そういう問題ではなくて・・・。この方にはフランスの曲が合っていると思った。

演奏が終わって、ピアノの椅子にきちんと座って会場のほうを向き、丁寧にお礼を言う姿には、東さんの誠実なお人柄を感じることが出来た。こういう風に挨拶をしたピアニストをはじめて見た。マイクを手に、レクチャーしながらのコンサートはよくあり、そういう場合は最後にはお礼を述べる場合がほとんどだが、何かが違う。「もうしばらく、おつきあいください」と言ってアンコールを弾いたピアニストをはじめて見た。紳士だと思った。

会場で、ジャズピアノの先生にお会いした。ますますご活躍されていることは存じていたが、偶然、昨日の夜、テレビでも拝見した。地元のミュージシャンのバックで弾いておられた。すごい活躍していらっしゃるんだなあ。。。。









関本・リサイタル

昨日はまたまた盛岡へ。
関本昌平(ピアノ)を聴くために。

ピアノの先生方のグループが主催のもので、前半は生徒さんたちの演奏&関本さんとの連弾、後半が関本さんのソロ・リサイタルというものだった。関本さんといえば、2005年のショパンコンクールで第4位となったピアニスト。一度聴いてみたいと思っていた。

午後2時からだが、後半はきっと3時過ぎからだろう。生徒さんたちのも、いろいろなコンクールで入賞している生徒さんたちだから聴きたいけれど、遅くとも3時に着けばいいよな〜と、前夜、寝る前に思った。

翌朝、目が覚めると朝の9時。『もうちょっと寝よう』と思ったのが悪かった。次に目が覚めたら、なんと、昼の12時19分!

ぎゃー

遅れる〜

慌てて身支度し、午後1時に家を出た。これだと高速を走っていかないと3時は着けない。
出てすぐに雨が降り出した。雨の高速は嫌なんだよね〜。
高速道に入って、雨はところどころで降ったり止んだり。まあ、走りにくくはない。例のごとく、快調?に飛ばし、3時ちょっと過ぎに会場到着!

着いたら、シューベルトの「軍隊行進曲(連弾)」だった。その後のフォーレの「ドリー」が始まり、ホールロビーのモニターで見た。ホールに入ってみると、ほぼ満席!

ソロは、
ベートーヴェン:ピアノソナタOp.14−2
ショパン:英雄ポロネーズ
ショパン:スケルツォ2番
ベートーヴェン:ピアノソナタ「熱情」

アンコールとして
シューマン:「子どもの情景」より第1曲「見知らぬ国々」
スクリャービン:「エチュード」←たぶん
モシュコフスキ:「エチュード」←たぶん

演奏は、最初のべートーヴェンのソナタは、俗に「夫婦喧嘩」と言われているもの。とても丁寧な弾き方で、テクニックほ誇示するわけでもなく、音を大事に弾いていた印象。好感が持てた。ショパンは2曲とも、よく整った演奏。カッコをつけるわけでもなく、誠実な印象。ここまで聴いて、ピアニストの人となりが感じられた気がした。とても真面目な青年なのではなかろうか?今どきの若者なんだろうけど、こういう若者もいるんだなーと嬉しくなった。
次の「熱情」では、第3楽章で、「?」と思う箇所が数箇所あった。その前にも、「何だろう?」と思うような響きがあった。それはピアノにも問題があったのではないだろうか?鍵盤がダブついているというか、ガタがあるというか・・・。

会場は、県民会館の中ホールだったが、久しぶりにこのホールに行った私は、「こんなに古かったっけ?」と思ってしまった。時代を感じるホールだった。音の響きもよくない。以前にも増して、響いていないように感じた。ピアノはスタインウェイのフルコンだった(古いが)。ピアノ庫もない古いホールなので、袖に置いてあるのよね・・・。たしか。
しかも!演奏中に、救急車の音が聞こえた!!すぐ近くに医大病院があるのだ。これはまずいでしょ。

演奏会が終わって、近くの駐車場で出庫の順番を待っていると、一台の外車がビューンと私に近づいてきた。え?と思って見ると、沿岸M市にお住まいのK先生だった
「先生〜!」
「お久しぶり!またね!」
ビューンとK先生は外車を飛ばして去って行った。相変わらずお忙しそうだな。急いで帰ってレッスンかな!?沿岸のM市も、久慈同様に時間がかかるところだ。
K先生とも、よく盛岡でお会いする。ずっとずっと年上の大ベテランだが、常に勉強していらっしゃる。ピアノ以外の弦楽等の演奏会にもよくいらしているらしい。さっそうと外車を運転して現れる様は、とてもカッコイイ!(女性だが)

私も見習って頑張ろう〜っと!









フルートとギター

最近、更新をサボっていたら、書くことが山のようにたまっている。だが、書かないでいると、「まあ、いっか〜」という気になってしまい、結局は書かないのである。ブログは、自分の記録としても書こうと思っている。感動したこと、自分がその時その時、感じたことなど・・・。そうでないと、どんどん忘れていくのである・・・・・(汗)

20日(春分の日)のこと。
地元のホールでの「高木綾子&福田進一デュオコンサート」に出かけた。
高木綾子さんと言えば、今をときめくフルート奏者である。また、福田進一さんはクラシックギターの第一人者だそうで、私は知らなかったのだが、母に「有名だよ!」と言われた・・・。情けない

ホールに行くと、知った顔ぶれのお客さんがたくさんいた!ギターを弾くうちの従兄も来ていた。なんだか全員集合みたいで嬉しくなってくる。しかし、席はみんなバラバラ。その辺も非常に面白い。

私はフルートの曲では「パンの笛」というドビュッシーの曲が好きなのだが、その曲も演奏され、とても嬉しくなった。あ、「パンの笛」という題名ではなく、最近は、「シランクス」と言うことが多いらしい。

高木さん、循環呼吸なるものを披露してくれた。口の中に息をためて、ちょっとずつ出しながら、出すのと同時に鼻で吸う・・・・・実際、フルートでトリルを演奏しながら、その技を見せてくださった。音は切れることなく続いていたのに、4回吸ったと言う。驚異的だ。

あとは、ギターソロでは、「アルハンブラの想い出」、やはり名曲だ。従兄にリクエストしてうちの発表会で弾いてもらったこともある。難しいそうで・・・・。
この日のギターは、ドイツのハウザー(だったかな?)という有名な楽器だそうで、とてもよい響きがした。100年ほど前のもので、かなり有名なギタリスト(今は現役を退いた)が使っていたものを借りているとのこと。木もいい具合に乾燥し、いい響きだった。

この日の発見は、フルートとギターの相性がこんなにも良いのか、ということだった。
フルートとピアノでは、どうしてもピアノの音が大きい。私もよくフルートの伴奏をするが、毎回音量を抑えるのに苦労している。
あと、もう一つの発見は、ピアソラの「タンゴの歴史」という曲が最後のプログラムだったのだが、”タンゴはフルートとギターから始まった”ということ。私のイメージでは、バンドネオンって気がしていた。これは意外で、へえ〜だった。

この夜、この演奏会を聴いたメンバーが、音楽仲間のSさん(フルート)の送別会のために集まったのだが、集まった誰もが、この「相性」のことと「タンゴ」のことを口にした。集まったのは、フルートのSさんの他は、私以外は全員ギターを弾く人だっただけに、一曲一曲について盛り上がる盛り上がる!
「Sさんの送別会じゃなかったの!?」と誰かがツッコミを入れるほど皆、語っていた。Sさんには、今後も久慈に来て一緒に演奏していただくつもりでいるから、「送別」ということに実感が沸かないのである。

そして、話は、循環呼吸に。その場にいた全員で試してみる。みんな、会場でも試したはずだ「できねーよ!」 一人として出来た者はいなかった! やはり、驚異的な呼吸法のようだ。

コンサートの感動を語りながらの飲み会は非常に楽しいものだった。この夜は、久しぶりにを飲んだ。しかし、ジョッキ2杯弱ですっかり酔ってしまい、家に帰ってから大変な思いをした。「もうお酒は飲みません」←たぶん、ウソです。